雑記-2025/08/20
- sitsukiillustratio

- 8月20日
- 読了時間: 3分
夏季休暇を先週いただきましたが、変わらず暑いですね。
休み明けに少し涼しくなる事を期待していましたが、そんな甘くなかったようです。
休暇中に田舎で夜空を見ました。
家を出ると足元が見えないような暗さのところでしたので、星がよく見えて美しかったです。
いつか満天の星を見に、気合を入れた天体観測に行ってみたいと以前から思ってはいるのですが、さまざま条件が揃わず実現できておりません。
そんな中、東京ではみられない星空を見ることができてとても良かったです。

休み明けは、SNS上でやり取りをしている海外の相互フォロワーさんたちと、SNSとAIについて熱い談義を・・といっても、チャットに即レスできるほどの英語力ではないので、ちょこちょことコメントして話していました。
どこの国のイラストレーターさんもAIに関しては不安の種で、SNSに投稿したいけれどAIに使われることは避けたい。でもその他のツールも見つからない(なくはないけどメインストリームではない・メジャーじゃない)。加えて使用しているSNSのアルゴリズムで投稿が埋もれてしまう、フィードがほぼ有名なアカウントかAIイラストか、情報商材系ばかりでフォローしている人の投稿を見逃す・・・etc. 自分のイラストをAI学習に使われるのは断固拒否ですが…SNSのアルゴリズムに関しては抗えない部分があると私は考えていて、仕方ないかな・・・SNSは使い続けるかな…というスタンスです。(でも、使い続けるとAI学習に使われちゃうんだよなあ…。でも今やネット上にあげた時点で学習されちゃうから、一応Adobeのcontent credentials で許可しないにしてます。効果があることを祈って…。。)
でも、AI。これに関しては・・・否定的な立場です。正直。
便利なのは知っています。「ChatGPTに食べたものの写真を撮って、ダイエット指導してもらってる」とか、「冷蔵庫の材料書き出して献立作ってもらって、作り方も書き出してもらってる」などなど便利に使っている人も身近にいます。
急速に発達している新しいツール。ヒトの働き方や、創造性を大きく変えるツール。イギリスで起きた産業革命と同じだ・・という人はいるけれど、それと全く同等なのかな?どうかな?と私は思います。産業革命は確かに機械により仕事を奪われた人がいたけれど、思考力とか創造性などを奪うツールではなかったと思うのです。むしろそこから機械を発達させてさまざまなものを生み出している。そして、機械では作り出せない手作りの素晴らしさも残している。
でもAIは違う。人がもつ創造性や思考力、コミュニケーション力をも退行させるツールだと思います。ヒトが根底に持つ「学習していく力」も退化させていくツール。
私は古い人間かもしれないけれど、手間がかかっても自分の手で、頭で、目で、耳で、試行錯誤したり、失敗したりする事を選んでいきたいなあ・・と思っています。
チャットをしていた人の1人が「いつかはAIが生み出すものには心がないことに気づいて、私たちの手で作り出すものに価値を見出す人が必ず出てくるはず」と言っていて、確かにそうかもしれない…と、明るい部分も見えたりしました。
おそらく私たちが感じているAIの恐れなんて、蟻よりも小さなことで、おそらくもっと巨大で、国家単位ですごいことになっているのだとは思いますが・・・。
もしかしてGhost In The Shellの世界が現実になるのか?!


