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創作する上で大切なこと-20251004

  • 執筆者の写真: sitsukiillustratio
    sitsukiillustratio
  • 10月4日
  • 読了時間: 2分

クローゼットの中から、むかーし趣味で描いていた漫画の原稿用紙を発見しました。


見返したら、下手だし、ストーリーも稚拙なため読んでて恥ずかしい。。。

これは早く処理しないと大変だ・・と思い、ビリビリと破っては捨てておりました。

紙を破る手元のイラスト


SNSのない時代に、友達に見せるとか、見せなくても頭に浮かんだ物語を描き上げたい思い一つで描いていたモノたち。

誰にも見せないのに、スクリーントーンを買ってはお小遣いが足りなくなるからと手書きをした縄編みの模様や点描の綺麗さにちょっとびっくり。

「誰かに見てもらって、いいねが欲しい」なんて心は一切存在していなくて、ただただ描いていて楽しくて描いていた紙の山。

今や趣味でも仕事でも「シェア」の時代。それがなかった時代はただただ自分一人で楽しめていたのだな・・「誰か」に見てもらわなくても、上達したいから描く、描けて満足だった時代。

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いつから創作が「他人からの承認」ありきになってしまったのかなー・・・。

便利だけど、きゅうくつにも感じるSNS。


「ただただ描くのが楽しい」


さまざま状況は変わってきてはいるけど、この「描くことが楽しい」という気持ちを忘れずに、大事にしていきたいな、と、過去の自分がせっせとこしらえた紙の山を目の前に心を新たにしました。


10月に入ってから、そんなSNS上で毎年話題になっている「Inktober」をやってみることにしました。

毎日描くので忙しいと手間をかけれないし、アナログで描くので失敗もある。

でも毎日「お題」に沿って自分の発想で何かを描くのはとても楽しいです。

まだペン画に慣れない部分もあるけれど、10月終えた時に「楽しかったー」となれるように、楽しんで描きたいと思います。

(そして何より毎日ちゃんと描き切りたい。頑張ろう。)


ペンで描かれたイラスト。(左)王冠を授けられる学生服の男子。(右)沼の中で陰気に佇むセーラー服の少女。

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