今週のイラスト-20250901
- sitsukiillustratio
- 1 日前
- 読了時間: 2分
9月に入りましたね!
相変わらず、暑い!
今週はサンプルイラストにこちらを作成してみました。
「新しいガジェット好きの新技さんの事件簿」

推理の頭はキレるのにすぐ新しいツールを使いたがっちゃう新技さんとその助手の夏木さんのお話。(笑)

こんな感じのゆるーいイラストも好きです。
最近寝る前の読書で久々に「アルジャーノンに花束を」を読みました。
10年以上前に読んだときはただただ悲しいというか、虚しいというか・・・ガックリときた思い出なのですが、今読むとちょっと感想が変わってきていますね。
でも、それでも、何が幸せなのかなあ・・・。最後数ページ、最後の経過報告はやっぱり涙無くしては読むことはできません。
こちらの作品は以前読んだ時も思いましたが、翻訳が素晴らしいですよね。すごく自然です。読みやすい。他の古典作品を読んだときは非常に読みづらくて、内容が入りにくかったのですが、こちらの翻訳版にはそれがないのです。あの初期のスペルミスだらけの経過報告を日本語の稚拙な文章に落とし込んでいらっしゃるその技術にいつも「すごい、すごすぎる」と感心してしまいます。
そして人間は最初と最後の文字をピックアップして文章を予測して読むので、読めるし、訳わからなくならないところも、このお話のすごいところで・・・。
徐々に退行していく経過報告にもその自然な変化に胸が詰まりつつも、「やっぱりすごい。読んでて違和感がない・・」と感動しながら読みました。
こんな作品を作り上げたダニエル・キイスさんもすごいし、この翻訳をされた小尾芙佐さんの技術もとてつもないと思いました。
人が作り上げるものは本当に素晴らしくて、美しい・・。