【実績】「ひとめでわかる!はじめての手話」(成美堂出版様)のイラストを担当させていただきました
- sitsukiillustratio

- 7月28日
- 読了時間: 3分
更新日:8月26日
成美堂出版様より発売中の「ひとめでわかる!はじめての手話」のイラストを担当させていただきました。

表紙も、中身も全部私のイラストを使ってくださっておりますー!!
献本をいただいた時は感無量でした!私の絵が、絵がー!!

キャラクターの作成から、手話動作、シーンイラストと、どのイラストも描いていて、とにかく楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて・・・!
私は
シーンイラストを描くのが大好きで、
キャラクターを考えるのが大好きで、
手を描くのが大好きで、
この3つの条件が揃ったお仕事だったので、どの段階も楽しくて仕方ありませんでした。
納品を終え、書籍の完成のご連絡をいただいた時は淋しくなってしまいました。
「ああ、終わってしまった・・・」と。
こんな好きがコンボの素敵なご依頼はなかなか出会えないことなので、本当にご依頼いただいたクライアント様には感謝しかございません。
本当にありがとうございました。
作成にあたり、ろう者の方々がYouTubeで公開されている動画もいくつか拝聴しました。
「オノマトペ」のことや、日常で本当によく使う手話の動作を楽しく教えてくださったり・・どの動画も本当に勉強になりました。「あ!これはわかる!描いた!」という瞬間もあり、1人で嬉しくなったりしました。(笑)
また作成期間に偶然NHK Eテレで「ナンブンノイチ」という番組を見たのですが、
その日の数は「1/85」。
これは手話通訳士さんの割合だそうです。公的な場所での手話の通訳は「手話通訳士」という資格がなければ担えないそうで、その割合の少なさ、成り手が少なく資格取得も難関なこの通訳士さんの仕事を特集されておりました。ろう者の方との架け橋になる姿は素晴らしかったです。
Youtubeでは、ANN Newsの「世界一きれいな言葉」という特集も拝聴しました。
聞こえることが前提で作られているこの社会で、聞こえないろう者の方々が乗り越え続けている様々な事、そして手話のことなど特集されておりました。
私は感想を述べるのが下手ですし、偉そうなことは全く言えないのですが、聴者もろう者も、分け隔てなく活躍できる社会づくりができるように、聴者の人も手話を使うことができたらいいですよね。手話が認められてまだたったの20年弱とのこと・・・。法体制の整備も含め、今、ろう者の子供たちが大人になる頃にはもっと過ごしやすい社会になっている必要があるのではないかな、と思いました。
手話のイラスト作成で、私自身も手話に興味を持ち始めまして、勉強してみたくなりました。手話は相手を見ていないと成り立たないコミュニケーションで、スマホに目を落としながら耳に流れてくる言葉に空返事をするコミュニケーションに比べて、なんて温かみと真剣さに溢れているんだろうと思いました。
この本を読んでくださった方々が「手話って面白いな」と感じて、手話を始めるきっかけとなり、聴者の方もろう者の方も、分け隔てなく、コミュニケーションの輪が広がっていくことを願っております。
まずは本書で楽しく手話を使ってみてください!


